旅の恥はかき捨て?
ヨーロッパ旅、好きです。
プロフィール

peteru

Author:peteru
女、38歳、夫と二人暮らし。



最近の記事



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも一覧



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



山田詠美 『無銭優雅』
★★★★☆

久しぶりに山田詠美を読みました。
やっぱり、そこいらの小説家とは全然レベルが違う、、、抜きん出て面白かったです。
詠美さん、「小説家をなめんなよ」って何かのエッセイで言ってたけど、
その言葉通り、文体、構成、どれをとっても相変わらずすごくて、恐れ入りました。
甘さの中に、それを許さない辛辣さがいつもあります。
初めて『僕は勉強ができない』を読んだ時、心底ゾっとしたけど、
この本はまた、改めてゾっとします。
でもこの辛辣さからは逃げたくないなと思います。
真っ向から受けて生きていきたいなあという気分になります。
たくさん抜粋したいのだけど、、、下記はその一部です。

『人の考える頼り甲斐と、私にとってのそれは決定的に違っているのだ。
私の伝えようとする言葉を正確に受け取ってくれる人に出会った時。
頼りになるなあ、と目頭が熱くなる。』

『女は、皆、高級ブランドが好きだと思っているのだ。そりゃ、男から贈られれば、嬉しがって愛用するにやぶさかではないが、私は、これまでお金のある男とつき合ったことがない。好きになった男が、たまたま貧乏であった、というのではない。どうやら、私は、お金の匂いのする男にそそられないらしいのである。
お金が便利であるのは充分に承知している。
愛 があれば経済力なんて、などと時代錯誤の甘ちゃんのようなことは夢にも思わない。けれど、必要以上のお金を持たないことが、その人の魅力になっている、そんな男っているものだ。そして、私は、そういう男にするすると引き寄せられてしまうの。』
関連記事

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌