旅の恥はかき捨て?
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三浦しをん『天国旅行』
★★☆☆☆


自宅から徒歩で歩ける距離にある会社に通うようになってから、

本をトンと読まなくなってしまった。。。

これではいけないなあと思いつつ。

久々に時間が空いたので、書店で適当に文庫本を買って読んでみた。

『舟を編む』で有名になった三浦しをんさんの短編集にしてみた。



・・・。

うーん。

面白くない・・・。



もちろん、うまいですよ、表現とか、設定とか。

さすが直木賞作家。

でも、登場人物のキャラクターの描き方に問題があるのか、

一貫性がなくて、とっ散らかっている。

良い小説というのは、登場人物が、まざまざと脳裏に描かれるものだけれど、

この短編集はそうではなかった。



小手先の文章力や語彙力で誤魔化している感じがしちゃった・・・。




一般人が有名作家のことをディスるなんて何様だ、と自分でも思いますが、

どうにも解せなくて、書いちゃいました・・・。



文章力や語彙力の上手さで言ったら、すごい作家なんかいくらでもいる。

『きことわ』の朝吹 真理子さんは群を抜く上手さだった。

それでいて、キャラクターの描き方にも一貫性があった。



文章力なんか、どうでもいい。

こっちは、胸にズドーンとくる説得力のあるものが読みたいだけだ。



昨日、田舎から上京してきた弟が「靖国神社行ってみたい」というので、連れて行った。

ありましたよ、胸にズドーンとくるものが。

特攻隊員が突撃前夜に書いた、家族への「遺書」の手紙の数々。

直筆であることもあって、余計に泣けた。

三島由紀夫をして、

「こんな名文は私に書けない。命を賭しているからこそ書けるのだ。

自分は命を懸けて小説を書いていると言えるだろうか。」

と言わしめるものもあった。



たとえ上手くない表現だとしても、、、全くもって泣けた。

ズドーンとくるものだった。



1970年代生まれの日本人作家にそれを求める方が無理なんですけどね。

小手先の文章力って、結構イヤだなあと思いました。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学