旅の恥はかき捨て?
ヨーロッパ旅、好きです。
プロフィール

peteru

Author:peteru
女、38歳、夫と二人暮らし。



最近の記事



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも一覧



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



バルト三国旅行 ~2日目~ 杉原千畝をたずねて
16:20頃だったかな、

もちろん疲れてはいたけど、頑張って目的の地へ向かう。

カウナスは、リトアニア第二の都市。

IMG_8879a_20130831002734bf3.jpg
ホテルを出て、こんな道を歩く。

DSCN4941.jpg
地球の歩き方の地図を見ながら、こんな階段を上り、

DSCN4938.jpg
着いたーーー!

「杉原記念館」

第二次大戦初期、ナチスの迫害を逃れ日本通貨に活路を求めてきたユダヤ人に、

本国の指示に背いてまでビザを発行して多くの命を救った杉原千畝。

その舞台となったのが、当時リトアニアの首都が置かれていたこのカウナス。

杉原千畝は、約半年の間、昼夜を問わず、ペンが折れ、腕が動かなくなるまでビザを書き続けた。

リトアニアを脱出する列車の中までビザを書き続け、発行されたビザの数は、

1600に及ぶという。

日本を経由し第三国に渡ることができたユダヤ人は6000人を超えると伝えられている。

彼の功績はリトアニアでも評価され、カウナスの旧日本領事館は杉原記念館として保存された。

(by『地球の歩き方』より抜粋)




建物の正面のピンポンを押しても開かない。

あれ、17:00、10分前だしな・・・、やっぱり開館時間に間に合わなかったかな・・・。

建物の横に回ってみるとまたピンポンがある。

再度、押してみる。

リトアニア人と思われる男性が出てきた。

「学生さんですか?」と聞かれる。

すると後ろから、日本人の男性が出てきた。

あら、日本人と思い、

聞くと、日本の早稲田大学(杉原の出身校)のサークルの方だと言う。

夏休みの間など、サークルの仲間が代わる代わる1か月交代で滞在して、

ボランティア?アルバイト?でここをお手伝いしているのだと言う。

ため息が出るくらいうらやましい体験。

ここで働いているのは、「今日から」だとおっしゃる。

今日から1か月間、近くにある大学の寮に住みながらここをお手伝いするとのこと。

なんともはや。そんな日の出会い。

オススメのレストランはあるのですか?とか、

リトアニアの物価のこと(いくら食べても1000円行かないとか)、

彼の出身地のこと(我々の住まいから近かった)、

雑談をしました。

ありがとう。



入場料、10リタス(約400円)を払う。

ガイドブックには、入場料は寄付、あるいは、

写真撮影料8リタスとなっているが、

寄付だけでは大変なのだろうし、一律の入場料に変わったのかもしれない。

DSCN4937.jpg
日本から訪問しに来た団体のところに旗がついています。

DSCN4924.jpg
もう閉館時間の17;00を回っていたが、イヤな顔もせずに、

彼の生涯をまとめた15分ほどのビデオを見せてくれた。

DSCN4925.jpg
領事館内は自由に見学できる。

この時間の訪問者は我々二人だけ。

DSCN4926.jpg
今日も3-4組の日本人の方が見学に来られたそうです。

見学に来るのは日本人ばかりというウワサも(笑)。

日本人は美談がスキっていうのがありますからね・・・。

観光地となればカウナスも潤うし、日本人が訪れれば経済効果もちょっとはある。

リトアニア人にしてみれば賛否両論というこの記念館。
(リトアニア人でも反ユダヤの人は多いらしいから・・・)

最初、行くのをためらっていた。

日本人しか行かない観光地なのかも、っていう捻じ曲がった考えがあったから。

わざわざカウナスまで行ってここを訪れる意味があるんだろうかと思っていた。

タイトなバルト三国旅行スケジュールだし。




でも、この、古いけれど、

小奇麗で、洗練されていて、簡素で、

なんとも言えないこの旧領事館の建物の中にいたら、

やっぱり来てよかったなあと思わわれた。

何故か・・・すごく気持ちよかったのだ・・・。




見学しに来た人たちが、みんな、イイ念でも置いていったか(笑)。

みんなの平和を願う念とか、穏やかな気持ちとかが、建物全体に染みついたか。




現代にこの記念館があることは、やっぱり悪くないと思う。

DSCN4927.jpg
ここで杉原さんはビザを書いたのだなー。

DSCN4929.jpg

DSCN4936.jpg

DSCN4931.jpg

DSCN4930.jpg
名前とメッセージを残して来ました。

ベタベタだけど、平和への希望と祈りを書かずにはいられない。



平和!

希望!

祈り!



なんと陳腐な単語。

こんな単語を使わないで表現をできるのが作家や詩人という人たち。

陳腐な単語以外に、なんの表現の術も持たない一般人の自分。




つづきはこちら
関連記事

テーマ:ヨーロッパ旅行 - ジャンル:旅行