旅の恥はかき捨て?
ヨーロッパ旅、好きです。
プロフィール

peteru

Author:peteru
女、38歳、夫と二人暮らし。



最近の記事



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも一覧



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



リトアニア旅行2日目~冷たい雨の中のKGB博物館。
2017/6/11(日)
10:40

KGB博物館に来ました。4年前、行きたいと思いつつも、スケジュール的に無理だった場所です。往路の飛行機の大幅な遅延があったので日程に狂いが生じたんですよねー、あの時は。

KGB博物館は、ソ連時代の秘密警察、KGBが本部として使っていた建物です。リトアニアの人々が拘留された部屋、拷問を受けた部屋、処刑された地下室などが残っています。ガイドブック『地球の歩き方』には、「半端な気持ちでは行かないほうがいい。」と記されています。来る前にマクドナルドで(腹痛のためですが)ひとやすみしてきて良かったのかもしれません。これまでの旅の中で、オランダでは「アンネフランクの家」チェコでは「テレジーン」、、、人類の犯してきた負の出来事を見てきました。リトアニアも例外ではなく、人々が迫害された重い歴史があります。しかもつい最近まで。ソ連の秘密警察は1944年から1991年までここにいたのですから、私が13歳の時にはまだ、理不尽な理由で命を落としている人々がいたということです。信じられない。

P1040170.jpg
KGB博物館の壁には、犠牲となった方々の名前かま刻まれています。20代、30代で亡くなっている方々が多数います。早いよ、早すぎるよ。

P1040171.jpg
中には、10代の方も。。。(>_< )日本の自宅でこのブログを書いている今、再び心にのしかかってくるものがあります。。。

P1040172.jpg
日本も加害者となり、被害者となった歴史があります。史実は靖国神社や原爆ドームや長崎平和記念公園に刻まれています。難しいことは分からないけれど、そういった場所は是が非でも後世に残していかなければと思います。

P1040173.jpg
入口は向こうです。

P1040175.jpg
犠牲者を弔う墓碑。お花が手向けられています。

P1040176.jpg
入場料は大人4ユーロ。カメラ撮影をする場合は、プラス2ユーロです。ちなみに、月曜・火曜はお休みなので注意です。

P1040178.jpg
1階、2階の展示物はまだ耐えられますが、地下に下りていく階段には・・・何かを感じると思います。怖いですよ。。。行かなければならないけど、行きたくないような気持ち。念や叫びがブワーっと湧いてくるような地下牢。。。

P1040181.jpg

P1040183.jpg

P1040185.jpg

P1040187.jpg

P1040191.jpg

P1040193.jpg

P1040194.jpg

P1040196.jpg

P1040198.jpg
シュレッダーにかけられた秘密書類の山。

P1040199.jpg

P1040202.jpg

P1040188.jpg
リトアニアの国旗が胸に縫い付けられたリトアニアの軍人さんが多数見学に来ていました。体がデカい!日本人の1.5倍にも感じられます。。。身長は190cm近いのでは。女性の軍人さんも180cmくらいありました。すごく美しいのですけど、表情には厳しさ(怖さ)がにじんでいました。日々、肉体的にも精神的にも訓練をしているんだろうなと思いました。こんな人に睨まれたらビビってフリーズしてしまうだろうなあ。。。リトアニアは、近年、ロシアの脅威が再び高まっていると聞きます。KGB博物館の展示を見ながら、軍人さんたちは何を思っているのかな・・・。

P1040203.jpg

P1040204.jpg
ボロボロの壁を触ると、そう昔のことではない虐待や殺戮の歴史が伝わってきます。

P1040205.jpg
骨が折れるほど強く体を締め付けるための囚人服。

P1040206.jpg
1日1回5分間だけ使えるトイレ。

P1040210.jpg
片足が乗るほどの台を残して一面に冷たい水が張られたという懲罰室。

P1040211.jpg
ボロボロの階段。

P1040212.jpg

P1040213.jpg

P1040215.jpg

P1040216.jpg

P1040217.jpg

IMG_0031.jpg
外は大雨。。。そんな天気も相まって、ソ連支配下のリトアニア人の恐怖や悲惨さが迫って来ました。地下牢は本当に寒くて、6月でこの寒さなんですから、当時の真冬のリトアニアは一体どんなだったろうか。暖房なんかありえないでしょうし。考えたくありません。英語の説明書きがありますが、私の語学力ではよく分かりません。こうした負の遺産で毎回思うことですが、分からなくて良かったと思うんです。分かってしまったらつらすぎ。共感のし過ぎは冷静さを失わせます。若い頃は、「迫害や虐待や戦争はなくすべき!」と正義感に燃えながら思ったりしたけど、最近は違ってきました。きっとなくならないのかもと薄々気付いてます。これからも。人間は、こういうことを「してしまう」イキモノなんでしょう。自分を含めて。誰しも加害者にも被害者にもなり得るイキモノなのだと思います。じゃぁ、どうする、、、どうすればいい、、、???答えは一向に出ません。

テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行